ABOUT

自分だけの物語と暮らそう

身近なモノ。見慣れた光景。ありふれた日常。
そこにきれいな色を足してみよう。
心惹かれるカタチを足してみよう。
絵本から飛び出したみたいな、
ふわふわフェルトのちょっと不思議なモチーフは、
まるで小さな詩の断片のよう。
あなたのイマジネーションと響き合う時、
それは世界でたったひとつの物語を
どこまでも自由に紡ぎ出すでしょう。

「Re:VERSE PRODUCTS(リバースプロダクツ)」は、現代美術作家・イラストレーターのトヨクラタケルがデザインする、フェルト雑貨のブランド。モノづくりの原点に回帰し、デザインから生産に至るまで、ひと手間かけてこだわりを形にすることで、量産品にはない長く愛される魅力を追求しています。絵本から飛び出したようなモチーフが、使い手のイマジネーションと響き合って生まれる豊かな広がり。それがRe:VERSE PRODUCTSのよろこびです。

代表プロフィール

トヨクラタケル

イラストレーター/画家
1978年大阪生まれ。2003年大阪総合デザイン専門学校卒業。在学中にフェルトと紙を使ったイラストレーションを中心に活動を始める。懐かしくてユーモアのある世界を描くことを得意とする。主な仕事に「りそな銀行」キャッシュカードイラスト、「ダイハツ」カレンダーイラスト、書籍「フリーター、家を買う。」(有川浩著)装画など。自著に「フェルトでつくるイラスト練習帖」(誠文堂新光社)がある。国内、海外で個展、グループ展多数開催。受賞多数。その他大学での非常勤講師、ワークショップなども行う。2013年よりプロダクトブランドRe:VERSE PRODUCTSをはじめ、企画、製造、卸を担当。現在百貨店、セレクトショップなどで販売されている。

PROCESS

「Re:VERSE PRODUCTS」
オリジナルアップリケができるまで

「フェルトの発色と質感が活きた、断面まで美しいデザイン」というこだわりと、安定した仕上がりのクオリティ。それを叶えているのは、意外なほど地道な手仕事です。大量生産と作家ものの間を行く「中量生産」の舞台裏をご案内します。

1.下絵を描く

下絵は必ず手描きで練り上げ、フォルムやサイズ感を決めます。次に下絵をパソコンに取り込み、フェルトのスワッチ(色見本)から配色を決定。

2.フェルトをカット

機械でフェルトを型抜きする工程は工場に依頼。「Re:VERSE PRODUCTS」らしい、明るく澄んだ色調にこだわり、使用するフェルトは2つのメーカーから取り寄せています。

3.パーツを配置する

カットされたパーツを、パズルのようにシリコンの型に配置していきます。このシリコンは、型紙に合わせひとつひとつ手で切り抜いたもの。ピンセットを用い手早く正確に配置していくのは、なじみの内職さんの腕の見せ所です。

4.粘着シートを貼る

型抜きされた粘着シートを重ねて熱接着。パーツがずれないようアイロンの先端を使ってひとつひとつ仮固定してから、しっかり本接着するなど、丁寧に作業するのがコツです。

5.完成

冷めたら型から外して完成。内職さんがひとつひとつ検品しながら袋詰めし終わると、みなさんの元へ旅立つ準備OKです。